第1章 Skating
第1章はスノーボード初日の課題スケーティングだ
リフトに乗る為には必要不可欠なので勉強いたしましょ〜
|
さて期待を胸にゲレンデまでやってきた君がまず最初にするべきことは準備体操・ボードの装着・そして今回のメインであるスケーティングと木の葉落としだ。 スーティングはゲレンデ内の平地(傾斜のないところ)での移動やリフトの乗降には欠かせない動作のため簡単といっておろそかにせず十分な練習をしておくことが大切。 木の葉落としはスノーボードの最初にできる技であり、これさえできればどこのゲレンデでも下りることができるという基本中の基本だよ!
準備体操
スノーボードは怪我の多いスポーツだ。 雪があっても決して柔らかいとは限らないし転んだら多少は痛いものだ。 怪我を最小限にするためにも十分体をほぐしてから滑ることにしよう。 最近は足の捻挫よりも手首や頭の怪我が多いらしいので手首や首のウォーミングアップは特にしっかりね! |
Skating |
ボードの装着(例:フリースタイルボード)
ボードを装着する際は他の人の滑りを邪魔しないゲレンデの隅の方で装着することを常に考えよう。 そしてまずボードと足を連結するリーシュコード流れ止め)を忘れず付けること、これがないと入場できないゲレンデもあるぞ! リーシュコードはいろいろなタイプがあるがいずれも軸足側につけよう。 次にレギュラースタンス(左足が前)の人は左足のみをバインディングにはめてみよう。ブーツのかかとがしっかりとバインディングの奥まではまったことを確認し、ヒールサイド、トゥサイドの順でバインディングを固定する。心持ちちょっときついかなという程度の閉め具合がベストだ |
|
説明図 |
方法 |
スケーティング
フロントサイド
(つま先にエッジング)
バックサイド
(かかとにエッジング) |
解説 |
- スケーティング
まずは片足(軸足)側のボードの装着ができたら立ってフリーになってる方の足で地面をこぐようにして蹴り、ボードをうまく滑らせてみよう。 始めはゆっくりと、そして慣れてくれば強く大きく蹴ってみよう、1回のボードの滑走距離が長くなって来たはずだ。 そして慣れてくれば最後に蹴った足をバインディングの間にあるデッキパッドの上に乗せてそのまま滑ってみよう。 これをマスターすればリフトの乗降もグンと楽になることまちがいなし。
- 木の葉落とし
リフトから無事降りたら次に、やや傾斜のあるところまでボードをかついであがり、両足をボードにセッティングする。 そしてボードは横向きで両腕でバランスをとりゆっくりと下方へ向いて滑ってみよう(バックサイド)。 重心は両かかと側にかけ視線は真下でなくさらに先の方を見よう。 まずは左方向に滑ってみよう、行きたい方向の足(左足)に重心をかけ少し左足だけ下にずらせばとたんに左方向にボードが滑り出すはずだ。 滑りだしても怖がらず、進行方向の足(左足)への重心をキープしよう。 ブレーキのかけ方は右足に重心をかけ、かかとで雪をかくようにすると
止まれるよ。 右側に向いて滑る場合も同じで、右足に重心をかけ少し右足を下にずらせば右向いて滑り出す。 これで君は行きたい方向に行くことができるしいつでも止まることができるよ。 そして次のステップ。 今度は後ろ向きすなわち自分の胸が斜面に向いている状態で木の葉落としをやってみよう、つま先側で滑るやり方だ(フロントサイド)。 やはり行きたい方向の足を下にずらすことにより滑りだし、ブレーキは進行方向と逆の足のつま先で雪をかくようにするとよい。 この木の葉落としで滑る感覚を是非つかんでほしいと思います。
|