TRY SnowBoarding
第1章 Skating ■第2章 Basic Turn 第3章 Drift Turn 第4章 Carving Turn
第5章 Fakie Turn 第6章 Basic Air 第7章 180 Trick 第8章 Grab Trick
第9章 360 Trick 第10章 Frip Trick 第11章 Harf Pipe 第12章 Invert Trick
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第2章 Basic Turn

第2章はスノーボード最初の壁ベーシックターン
これさえできればリフトに乗るのが楽しくなるぞ!
 非常に久々の更新です(お待たせしすぎてしまいました)。 かれこれ第1章からずいぶんと時が流れましたが、もうかなり上達した人もいるのではないかと思います。  さてさて、木の葉落としまで普通にできるようになったら今度は基本的なターンを やってみよう。 え?もうできてるって?まあそう言わずに…。 ここではターンのメカニズムを理解し、右と左のターンをそれぞれ部分的に マスターしてもらうよ。 それされできればあとは部分的にマスターしたところを連続して行えばなんと不思議、いわゆるBasicTurnができあがってるってことになるんだ。  じゃ、早速やってみよう! 今回はレギュラースタンスで説明しますので、グーフィーの人は左右を読み替えてね。
BasicTurn
説明図 方法

バックサイドターン
開始時の姿勢


フロントサイドターン
開始時の姿勢


解説 
  1.  バックサイドターン
    まずは簡単な方のターンから。 ここからは、木の葉落としとちがって滑る方向は 一定(常に軸足の方向)なので注意すること。 ではまず胸が山向き、すなわちつま先側のエッジで立つ。そして軸足である左足に 重心をかけ(赤矢印)左方向にゆっくり滑りだそう。 あ、その前に当然周囲にあまり人が いないところで練習すること。 滑り出したらここから最初だけだと思うけど勇気を出してぐっと左後ろ、すなわち斜面の下の方へ振りかえってみよう。 そうすることでボードが斜面に対し垂直になりスビードが出てくる。 そう、既に左回りのターンが開始されているんだ。 ここでボードが直角になっても慌てず重心はそのまま(左足にかけたまま)でキープし、今度は右足のかかとで雪をかくようにブレーキする。注意点は怖くても絶対右足の方に重心をかけないこと。 進行方向と逆の足に重心がかかるともうボードのコントロールはできないんだ。 その為にも顔と肩を無理矢理にでもひねってみよう、自然と足が廻っているよ。
  2.   フロントサイドターン
    では、少し難しい方のターンをやってみよう。 今度は背中が山向き、すなわち かかと側のエッジで立つ。 そして、ゆっくりと軸足方向(左方向)へ滑りだそう。  さてここからターンを開始するわけだが、やり方はやはり軸足の左足への重心を キープしながら(赤矢印)左肩を軸足よりさらに左前に突き出すような感じでターンしてみよう。 また、左肩を左前に突き出すだけでなく同時に右手を右後ろに振ってやるといいね。 で、ターンが開始すると当然ボードが斜面に対し垂直になるためやはりここでみんな最初はビビッてどうしても右足に重心が移動してしまうんだ。 さっきも書いたように右足に重心が移動するともうおしまい。ボードのコントロールができず転んでしまう。 ターンができるようになる一番の近道は勇気を出して重心を常に軸足(左足)にキープすることなんだ。 何回やってもできないとき…そんなときはちょっと休憩して他の人(普通にうまい人だよ)の滑りをよく観察してみよう、必ず重心が安定して軸足に乗っているはずだ! 顔の向き、視線なんかも観察するといいよ。  エッジの話をすると、最初はかかと側のエッジングしているが、ターン終了時はつま先側でエッジングしているはずだ。 そしてブレーキは右足のつま先で雪をかくようにすればはい出来上がりっと!
  3.  コンビネーション
    さてさてバックサイド、フロントサイドのターンができるようになれば後はもう簡単。  ターンの連結、すなわちコンビネーションさせるだけだよ。 まずフロントサイドターンをやってみる。 ターン終了後は右足かかとで雪をかくようにしてブレ−キングするがこれをちょっと弱めにしてそのままバックサイドターン につなげよう。 そしてバックサイドターンが完了したらさっきと同様につま先のエッジングをキープしながら左後ろを振り返る動作、すなわちフロントサイドのターンだ。 ね、こうすることで連続ターンができるようになるでしょ!!  別に最初から早くターンする必要はなく、ゆっくり丁寧に行うことが大切だ。  基本的なターンに慣れてくればゲレンデの幅をいっぱい使ったターンやちょっと 小刻みなターンなど少しずついろいろなターンを盛り込んでみるとおもしろいよ。 最後にこの章では「ターンによって自分の行きたいところへ滑っていける」というのが 最終課題のため、これができた君は次のステップへ進んでほしい、健闘を祈る!!