ハーフパイプ&ワンメイク ことはじめ
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ハーフパイプに挑戦編

 1.ハープパイプに興味ないかい!? 
 スノーボード大好き愛媛県民なら、おなじみのアクロス重信(僕も大好きさぁ♪) 初級者練習用のフリーライディングコースの他にハーフパイプとワンメイク・ジャンプ台を完備した愛媛県自慢のオールシーズン型の屋内スノーボード場だっ。 特に夏場のアクロスはクール・トリックを極めたい上級者が全国から通い詰めている。 そんなハーフパイプやワンメイク台を横目に 『カッコイイからチャレンジしたいけど、自分なんてまだまだ・・・・』 なんて逃げ腰の男性・女性ボーダー諸君は多いんじゃないかな? 特に2〜3シーズン目の中級クラスの女性ボーダー達の中には 『パイプをやってみたい!!でも皆さんの邪魔になるから。。。』 って指をくわえて憧れの眼差しで眺めている人も多いだろうね。 しかしハーフパイプって、上級者やパイプ命の人達だけの聖域じゃないんだよ。 実はスノーボード歴2年目の初心者や、中級女性ライダーでも気軽にチャレンジできるほど手軽なエリアだっていうことを、知ってもらいた〜い。
 そこで今回は、そんな初級者・中級者スノーボーダーの為の 『初めてのハーフパイプ編』 をお送りしよう。 これをみて一度チャレンジをして、まだまだ早いかもって思ったら、また練習して再チャレンジすりゃ〜いいのだ。 初チャレンジで大怪我する事もないし、初心者だからといって怒られる訳でもないゾ。 怖かったらパイプの底をストレートに滑ちゃあいいし、極端な話『木の葉』でスケーティングしたって別にイイんじゃない?(パイプ途中で長く止まっていると迷惑だけどネ) って〜ことで 
『君もパイプにチャレンジしちゃおぉう!』 の巻、始まり始まり〜! 特にスノーボード大好き女の子必見!!
ハーフパイプ必要アイテム
  1. スノーボード
    当然アルペンタイプでは無理だけど、一般的に皆さんが利用しているフリースタイルボードならOK! 上手になってきたらハーフパイプに向いているボード(比較的短くて堅くて幅広系)もチョイスしてもいいかも。
  2. ヘルメット
    アクロスはもちろんヘルメット必須、はじめは1日500円でレンタルをチョイスしてもいいんじゃない(デザインはダサイけど)。 スキー場のパイプなどではヘルメット無しでもOKな場合が多いけど、安全の為にも購入しておいた方がいいネ。 5千円〜2万円までピンキリ!
  3. 許可登録カード
    アクロスでは登録カードが義務付けられていて5年間有効で500円(この写真付き登録カードを毎回持参)。 その場で発行してもらえるし身分証明もいりません。 もちろんアクロス専用です。
  4. 一日保険
    ハーフパイプって危険なスポーツなので本来はスポーツ保険への加入や、一日保険(300円程度)が義務付けられていたりしますが、初心者で怪我したりしないし、僕も実際は無視しております。 怪我したら、自分の入院保険があるしね。 ど〜しても心配って方は、フロントで申し込みましょう、大怪我しても大丈夫だぁ〜!
  5. エトセトラ
    そのほかには、例えばプロテクター(体を怪我から守るインナー服)やパイプ用グローブなんてあるけど、まあ上達してから揃えていこう。 ただし、尻パットだけは、ゲレンデ以上に必須だゾ!


 2.ハーフパイプでの基本ルールとマナー
 基本的なハーフパイプでのマナールール、これさえ守れば、あとは自由です。 どんな滑り方しようがOK。 下手っぴでも、いやがる人はいません(むしろホッとする人の方が多かったりして)。 マナーさえ守っていれば、きっと周囲の上級ボーダーがドロップインの方法なんかを教えてくれたりするヨ。
  • ドロップイン(パイプに進入する)は並んで順番を守ること(基本的に先着順)
    後の方から滑り始める人もいるし、前の方から滑り始める人もいるので、きちんと周りを見て、先に準備完了した人の順番で。 待ちきれなく発射するボーダーは上級者であっても追放ですね。 どちらが先だったか分からない場合や、ボードの準備は出来ても心の準備ができていない場合、先を譲りましょうね。
  • ドロップインの合図をする、または先を譲る合図をすること
    混みあうパイプのドロップインで衝突事故が起こることがあります。 ドロップインの場所って、どこからでもOKなので、自分がドロップインするということが周囲の人に伝わってないと超危険(違う場所から同時出発したらヤバイ)。 ドロップインする人は片手を上げて見渡して周囲に意思が伝わったか確認してから出発しましょう。 前方を滑っている人がパイプの半分を通過したあたりから開始(もちろん転倒していたら待つべし)。 先を譲る場合は片手をあいてに差出し『お先にどうぞポーズ』をしましょう。 もし自分が『お先にどうぞポーズをされたら』。。。覚悟を決めてドロップインです。
  • 途中で転倒したらすぐに起き上がる
    次から次へと上から滑ってきています、ケガをしていないようであれば、すぐに起き上がって滑り出しましょう。 もたつきは大丈夫、寝そべったり止まったりしないようにネ。

ハーフパイプの構造名称
  1. ボトム:
    パイプの底のフラットな部分、一番の安全ゾーン
  2. トランジション:
    ボトムとバーチカルの間のアールの部分
  3. バーチカル:
    トランジションからリップまでの垂直に近い部分
  4. リップ:
    バーチカルとプラットホームの作る直角の部分
  5. プラットホーム:
    ハーフパイプの両サイドの平らな部分、危険ゾーン

 3.ハーフパイプチャレンジの最低条件
 ハーフパイプに挑戦する場合の基準として、少なくともカーヴィングはできるようになってないといけないですね。 まあ木の葉でもスラロームでも、『ちょっと体験ハーフパイプ』って感じで普通にボトム(パイプの底)を体験したいだけならいいんだけど、本気で壁にアタックするつもりがあるのなら、パイプの壁から壁にうつる時に失速して勢いがボトムでなくなってしまわないように、カーヴィングをマスターしようねっ。 カービングが出来ているかどうかは。。。微妙だが、『私って結構スノーボード上手かもっ』って思い始めた頃であればOKとしよう。 きっと出来てなさそうだが、なんとかなる。 あとベーシックエアー(オーリー)あたりも何度かゲレンデでチャレンジしておいてほしい。 壁(リップ)を抜けるには時間がかかるかもしれないが、ベーシックエアーはきちんとできるようにしておこうねぇ〜!!
チャレンジ事前心得
  1. 疑似練習
    パイプっつうのはゲレンデと違って、壁のように垂直なところを登っていくよね。 そういう意味では、まずパイプに入る前にゲレンデでパイプに似たような場所を見つけて登る練習をしてみればいいかもね。 パイプほど急な角度じゃなくても、ゲレンデ横に崖が面していて雪が積ってる場所でいいから、とにかく登ってみちゃう。 これも案外おもしろかったりする、今でもゲレンデ壁は僕の大好物!
  2. とにかく覚悟を決める
    まあ、とにかく一度入らないと始まりませんな。 なにせパイプって、一番最初は、そうとう、怖い。 上級者ボーダーに囲まれて『こいつ早くスタートしろよなぁ〜』なんて目で見られて(単なる勘違いだが)、しまいには転んで怪我して恥かいて・・・・・。 これ全部錯覚だぞ。 まず上級者ボーダーなんて実は少なく、最近始めました〜みたいな人が大半。 でもって初心者には全員優しい。 それから間違いなく怪我もしなけりゃ〜痛くもない。 よっぽど猛スピードで突入しないかぎり、初心者のスタート時なんか怪我する勢いありません。 しかもクールな人のプレイは、みんな見るけど、下手な人のプレイや行動は、結構目に入ってません。 思いっきって入っちゃいましょう。