必需品購入マニュアル
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ウェイクボードの選び方

ボードは種類が多くて選び方は非常に難しいよね。
基礎知識を勉強しながら購入ポイントを押さえていこう
 1.ボードの全長&全幅
   
購入ポイント:効果を考えて頭で選択するしかないね。
 ウェイクのボード選びが非常に難しいのは、そのボードのフィーリングが最終的にはライディングするまで分からないからだ。 逆に言えば簡単ともいえるので、どうせ分からないのならデザインや形で決定してしまえって事でもある。 しかし、少なくともボードの各ポイントには特徴があり、それがライディングに大きく影響してくる事は事実であるから、購入時にそれらの特徴を考慮するくらいは必要なのである。 
 まずはボードの
全長と全幅についてだが、スノーボードと違って自分の身長も体重もあまり関係がない(多少は関係あるけど)。 女性と男性が兼用したって問題ないしメンズ・レディースの区別もないのだ。 初めは平均的な長さ(全長138cm前後:全幅16インチ前後)タイプを選択しておくのも無難かな?? ちなみに図の長さの定義は僕の独断と偏見の数値です。
STANCE WIDTH解説図 ロング&ナロー
(縦長形状)
ショート&ワイド
(横広形状)

ロング&ナロー

ショート&ワイド
メリット メリット
●波へのカッティングが優れていてスピードのついた切り込みができる。
荒れた波でもシャープなレスポンスが期待できる。
●着水時の安全性と衝撃をソフトにしてくれる。
●要するにジャンプのアプローチ時のスピード重視タイプですね。
(全長142cm以上、全幅16インチ以下)
●幅が長いので、浮力に優れていて安定感がある
●接水面が多い分スピン系に優れている。
少ない力でより高く飛べるので初心者や女性や小柄な人にも最適。
●最近主流になってきたタイプですね。
(全長137cm以下、全幅16インチ以上)

 2.ボードの重要ポイント 
  1. ロッカー(ボードの反りの事)について。 
    ボードを平らな地面に置くとボードが弧を描いて反っているのが分かるけど、この反りが大きいほどライディング速度が遅くなるが浮力は増してくる。
  2. チャンネル(ボードの裏に縦に入っている溝)について。
    チャンネルの形や深さによって底水の誘導が変わってくるので、ライディング時の安定性やトラッキング性能も変化してくる。
  3. テールの形状(ボードの後部分の形)について。
    ボードの後ろの形は、スクエア(四角)タイプや操作性重視のラインド(丸め)タイプや浮力重視のスワロー(ツバメ型)タイプなどがある。
  4. ボードの重量について 。
    軽いボードは少ない力でとり回しが楽なので操作性に優れているけど、その反面ウェイク(波)の力のフィードバックも弱くなってくる。
購入前に覚えておこう!
★BOARDの各部名称
  
  1. ノーズ
    ボ−ドの前部分の事。
  2. テール
    ボードの後部分の事。
  3. エッジ
    ボ−ド両サイドのカドの部分の事。
  4. チャンネル
    ボードの裏に縦に入っている溝の事。
  5. コンケーブ
    ボードの裏についている凹面。
  6. ロッカー
    ボードの反りの事。

図1