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 湯里 鈍川温泉郷

 鈍川温泉郷は国道317号線緑の旧玉川町(現今治市)にあり、松山市内または今治市内から車で20分の道後温泉郷に次ぐ古の温泉郷。 なんと奈良時代より拓かれ、藩政時代には今治藩の湯治場として賑わいを見せた温泉郷なのだ。 そう歴史が古い、愛媛の宝の温泉地なんですよ〜。

 まず特徴一つは山々に囲まれ、鳥の声やセセラギの聞こえる川のある、その自然の中の温泉郷で、そんな自然風景は愛媛一の絶景。 もちろん春には桜、夏には深緑、秋に紅葉と四季折々の彩りが訪れる人の目を楽しませてくれる。 これ四国ならではの贅沢!

 ふたつめの特徴は、ラドンを含んだアルカリ性単純泉の泉質で、美肌に神経痛・リューマチ・胃腸病・肩コリ腰痛などに効能の高い。 ヌルヌルのヌメヌメの、その極めて肌ざわりのよいなめらかな湯は美肌に抜群の効果を見せ、入浴すればすぐに違いが分かる。 もちろん入浴後、いつまでもポカポカだ。

 そして最大の特徴はその温泉宿。鈍川温泉郷に全部で6つある温泉宿は全て日帰り入浴可で、ワンコインで旅の雰囲気が最大限に楽しめる。 僕は毎月一回は必ず、これまでに百回以上は軽く鈍川温泉を訪ねてきたけど、毎回毎回、旅の雰囲気なのである。だから何度も足を運んでしまう。 道後温泉は地元民にとってはある意味、地元の観光地(まったく旅気分なし)。 近くて遠い別荘宿、その値段500円ナリ。

 鈍川温泉郷の温泉宿は、平日はもちろん日曜の日中であっても、昼食事・晩食事の宴会客(風呂付)の利用時間を外すと、非常にガラガラ。 たとえば11:00〜12:00、14:00〜16:00あたりであれば浴槽は独占状態である(滅多に混雑している時に遭遇しないけど)。 といっても宿に必ず用意されている、食事付き温泉日帰りコースも、旅気分200%で捨てがたい。 家族で行くか、カップルで行くか、その日の気分と人数で旅館宿温泉や時間帯も考えたい。 どちらにしても愛媛県民だからこそ、たくさん利用すべきである鈍川温泉郷なのであった。

鈍川温泉郷鈍川温泉組合HP <http://www1.e-machisite.net/nibukawa/>

 
 
鈍川温泉郷


 鈍川温泉郷には6つの宿泊温泉宿と、町営温泉施設の計7つの温泉施設が存在する。 どこが最高!なんて簡単に語れないのが鈍川温泉郷。 なもんで実際、僕は6つの宿を順番に徘徊していたりする(町営施設は一度しか行ってませんが)。 すべて取材しているので、くわしくはそちらで紹介するとして、その宿温泉の大きな違いと特徴をご紹介します。 その時の気分でチョイス、いずれは全ての温泉宿を是非ご堪能下さい。

鈍川温泉ホテル  鈍川温泉郷の中では最も有名、最も施設が整っている温泉宿。 ノスタルジックな旅館宿風景を保ちつつ、温泉スペースもスーパー銭湯顔負けの広さでサウナや源泉風呂やジャグジーも整備されている。 特に露天風呂は最高で、鈍川温泉らしい自然の美しさ抜群、休憩スペースも整っていて鈍川温泉宿では最高評価。 ただし訪問客は抜群に多く、タイミングによっては混雑していて、露天風呂も小さいので入浴できない場合もまれにあり。 道後温泉旅館に匹敵する充実した旅館だけに、隠れ家感は少ないかも。
当HP紹介の鈍川温泉ホテル情報<クリック>
 美賀登  鈍川温泉郷の最も入口に位置する温泉宿。 僕の中では最も鈍川温泉らしい宿泊旅館の代表である。 歴史を感じさせるレトロな雰囲気、それでいて細部までの演出、大きくもなく小さくもないほどよい宿スペース、湯布院のような里宿風だ。 最大の特徴は地下5階地上2階という不思議な旅館の最底部にある温泉施設。 地下5階の温泉施設に入浴すると、そこは鈍川渓谷の谷底。 川のせせらぎと鈍川渓谷の人気者カモ兄弟に、最も近い天然温泉なのだ。 鈍川温泉ホテルの次にお勧めしたい温泉施設。
当HP紹介の美賀登旅館情報<クリック>
皆楽荘  鈍川温泉郷の中で最も大きな旅館なのが、ここ皆楽荘。 それだけに宴会や慰労旅行など団体客も多く、休日の昼間なども賑わっている。 ロビーも広々していてマッサージの受付や、即席料理も充実しています。 風呂も最も広くて、どんなに混雑していても大丈夫。 ただ鈍川温泉らしさは(ノスタルジッックさ)、やや不足。 家族、ましてやカップルでデートするなら保田の旅館をお勧めいたします。 大きな施設なのでグループでの入浴や宴会に最適かな。
当HP紹介の皆楽荘旅館情報<クリック>
カドヤ別荘  15:00〜の利用という条件になってくるカドヤ別荘。 旅館の雰囲気としては「美賀登」と同じく里宿のようなレトロ感があり個人的にも大好き。 ワンコインで温泉に入浴しただけで、旅行気分がこみ上げてくる鈍川旅館ノスタルジック3強(鈍川・美賀登・カドヤ)である。 難を言えば、外の景色がマッタク見えません(男性浴槽のみ)。 何度も鈍川温泉郷を訪れている僕にとっては、景色がなくとも旅館雰囲気だけで満足できますが、せっかく来たのに美しい鈍川自然風景がないというのは寂しい。 ところが女性浴槽はバッチリ見えるらしくシチュエーションも最高のようで、いんです男性が我慢すれば。 ということでデート利用も女性にとっては大満足のようデス。
当HP紹介のカドヤ別荘旅館情報<クリック>
平和荘  土日祝の週末限定で入浴できるのが平和荘。 日帰り入浴できる鈍川温泉郷では一番小さな温泉宿と温泉施設です。 小さいながらも、宿の雰囲気も温泉施設からの眺めも鈍川温泉らしさが強烈に発酵されていて、流石の感動あり。 休憩できる庭園で入浴後にボーとしていると、思わずそのまま宿泊したくなっちゃいますヨ。 来客も少ないので、ものすごく家庭旅館風。 いろいろな鈍川温泉宿を体感して最後に平和荘に訪問してみてください、そんな最強の隠れ家です。
当HP紹介の平和荘旅館情報<クリック>
 町営鈍川交流館  最後に鈍川温泉郷の外に存在する町営鈍川温泉交流館の紹介。 そうですね〜、温泉施設としては素晴らしいんですが、あえて鈍川温泉郷に来て行かなくても。 景色や施設も充実していて何度通っても悪くないですが訪問客も多いので、旅気分というよりも普通に温泉に入浴に来たって感じです。 他の温泉宿に比べると湯質も劣ります(循環ですしネ)しネ。 といっても、県内でなかなかないですよ、こんな素敵なシチュエーションは。 一度は入浴してみてほしいです。
当HP紹介の町営鈍川交流館情報<クリック>
 
鈍川温泉郷の旅路


最後に鈍川温泉郷への旅路で、僕がよく立ち寄る施設をプチ紹介します。
愛媛県民(特に松山市民)のプチ旅行の定番【鈍川温泉郷】を楽しんでくださいネ。

せせらぎ亭  奥道後から鈍川温泉に向かう途中にある【せせらぎ亭】。 国道から5分ほど山道にあり、自然あふれる風景の中にある有名な和食堂。 養殖しているニジマスの塩焼、鉄板焼、山菜盛合せ、アマゴご飯等全7品の「せせらぎ定食(1380円)」は安くて絶品。 ここで昼食をとって鈍川温泉に向かうのが僕の定番コース。 雰囲気も料理も旅気分を最高に盛り上げてくれる。
じゃらんの観光ページ【せせらぎ亭】
 玉川ダム  キャンプ地としても有名な玉川ダム。 春には1500本の桜が、秋には紅葉がたたえられた湖面に美しく映え、さわやかな湖面にそってのドライブや、カヌー、ボートなども楽しむ事ができる。 国道沿いには玉川湖公園やキャンプ場が点在していて、温泉後のノンビリ夕涼みに最高。 ダム沿いの道端には「道の駅」のような地元野菜売場などもある。 隣接するビューパーク玉川の花畑は、春に菜の花30万本。 夏にまわり1万本。 秋コスモス30万本。 冬葉ボタン5千本など四季の花が咲くほか、モミジ、桜、椿も植栽。 四季の自然が楽しめる憩いの場だ。