第4章 Grab Air
第4章はウェイクボード1年目最終課題ジャンプしてボードをつかむだ
グラブができるようになったらウェイクジャンプの基礎は完璧だぞ |
さて、今回から個性を出す技、そうGrabTrickをやってみよう。グラブを取り入れることにより君のライディングは確実にスタイルアップすること間違いなしだ!!
ではグラブするにはどうすればいいか、それはなんといってもWakeAirの滞空時間と高さ、すなわち最低でも2WAKEは完璧にマスターしておくことが必須条件となる。 余裕がないと”グラブ”はできないよね。 余裕のあるBigAirから繰り出されるGrabTrickが華麗に決まった瞬間、それはライダーそして見てる人の時間が止まったように感じる。 時を止める技それがGrabTrickだ!!
スノーボードでグラブをやってた人はいきなりWakeでグラブをやってもできると思うよ。 でもここでは初めてグラブをする人を対象に説明するので、グラブのできる人も技のチェックする気持ちで読んでほしい。 今週はMethod(メソッド)に挑戦だ、君も時を止めたいかい?!
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Indy Nose Bone
(450 POINT)
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<グラブの基礎知識>
グラブ技はまさしく”ボードをつかむ(grab)”がストレートな表現だがそれに加えて難易度の高い”体をひねる(twist)”があるということも
知っておこう。
- IndyNoseBone 450P
- Melanchory 425P
- Method 450P
- TailGrab 400P
- Palmer 500P
- StaleFish 475P
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- ChikinSalad 525P
- RoastBeef 500P
- CanadianBacon 550P
- StiffyIndyGrab 500P
- Mosquito 600P
- etc…
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方法 |
解説 Method(メソッド)グラブ |
- 余裕のある2WakeAirの練習
100%の力を使って2WakeAirができる人は80%の力で2Wake Airができるようになろう。 あとの20%はグラブのためにとっておこう。 なかには80%の力だと2WakeAirができないという人もいるかもしれないが、これは「残念ながらがんばって下さい。練習あるのみ!!としか言えませんね。
- 2WakeAirからバックスクラッチャーヘ
まずは残り20%のうちのさらに半分の10%の力配分で”バックスクラッチャー”すなわち足を90度以上曲げボードが水面に対し90度以上角度がつくようしてみよう。 ジャンプして、かかとがおしりにつくぐらい曲げる気持ちでね。
- バックスクラッチャーを完璧
空中で足を曲げるタイミングはボードがWakeを離れてからでよい、つまり確実にAirができてからとなる。 気を付けないといけないことは足を曲げるタイミングだ。 足を曲げるのが遅い場合、着水がボードでなく膝になったりする。 逆に足を曲げるのが早すぎた場合は、Airができず何もできない。 練習により足を曲げるタイミングをうまくつかもう。 それともう一つ気を付けておくことがある、それは空中での姿勢(軸)だ。 足を曲げると反対に頭が前方へ行ってしまい、つんのめる形になる場合がある。 こうならないようにするには足を曲げると同時にやや胸をはり上体をそらすよう心がける…というか体に覚え込ますことが大切だ。
- そして”Method”…・最終型へ
バックスクラチャーができたらもう後は最後の10%いや5%位を使ってグラブをするだけ、意外とスムーズにボードをつかめると思うよ。 あとの5%は着水に使ってね。 ボードをつかむ位置はレギュラースタンスなら図の位置、すなわち左手でヒールサイドを ”ガシッ”とつかむ。 あくまでも”Grab”は”ガシッとつかむことが何よりも大切! ボードにさわる程度は”Grab”とは言えません。 そして”ガシッ”と完璧な”Grab”をヒットした君は”時を止めた”ことを実感するだろう。
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Team YAJYU.COM カリメロ君実演 IndyNoseBone |