TRY WakeBoarding
第1章 Standing 第2章 WakeRide 第3章 WakeAir 第4章 GrabAir
第5章 180Trick 第6章 360Trick 第7章 BackRoll 第8章 Scarecrow
第9章 Tantrum 第10章 FrontFlip 第11章 AirRaley 第12章 Mobius
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 第6章 360Trick

第6章はスノーボード2年目のメイン課題横方向に一回転する
半回転ができたら一回転に挑戦してみよう!これで横回転はクリア
 180ができるようになった君が横回転最終課題”360”にチャレンジする時がやってきた。  360系トリックも180と同様バリエーションも豊富だ!  しかし180と比べてGrebTrickと組み合わせるのは至難の技だ。  360にGrebTrick組み合わせたトリックをメイクする日を夢みてがんばろう!  360とは文字通り360度ボードを回転させるTrickのためヘリコプターとも呼ばれる。 180と比べて難しいのは体が1回転することにより視界から一瞬着水地点がきえること、 そして体の軸(回転軸)がズレやすく、ロープのテンションとのバランスが取りにくいことだ。  これをクリアするためには何度も何度も練習を重ね、安定した回転ができるようしっかりと体に覚え込ませるようにしよう!
  • Surface 360 200P
  • BunnyHop helicopter 360 wrop or hand pass 450P
  • 360 Heli wrap(2Wake) 650P
  • 360 Heli hand pass(2Wake) 750P
  • Shifty 360 900P
  • 540 Heli wrap(2Wake) 1050P
  • 540 Heli hand pass(2Wake) 1250P

360Helihandpass
(750 POINT)
<技の基礎知識>
@360のアプローチには2種類あるので知っておこう。  まずはWrap(ラップ)。これはあらかじめロープを体に巻いて波にアプローチし空中では回転するだけの方法。 次はHandPass(ハンドパス)。 すなわち波へのアプローチは普通で、Airの際空中回転しながらでハンドルの持ち替えを行う方法だ。 当然、ハンドル持ち替えるHandPassの方がちょっと難しいぞ。

A360の回転方向も大きく3種類ある。  1つはもっともポピュラーな反時計回り、そしてBlind(ブラインド)と呼ばれる時計回り。  最後はSifty(シフティ)と呼ばれるやつでこれはまず90度ボードを回転(体を90度ひねる) した後今度はひねった方と逆方向に360度回転するという技だ。 かなり難易度の高い技だが360の頂点なので是非極めてもらいたい。

B更なる回転技360のひとつができたって満足してはいけない。 ましてや360ができなくてもバックロールができればいいと思うのはもってのほかだ。 君もWakeBoarderを名乗るなら優秀なWakeBoarderが長年培ってきたスピンのバリエーションをこなし、更なる回転技の540720へもチャレンジしてほしい。
方法
解説
  1. 浜辺で練習1(ラップ姿勢)
    ラップの場合、スラローム時にスムーズにラップを完成させる必要がある。 まずハンドルを右腰のさらに後ろくらいに持っていこう。 通常スラロームでは左腰の位置にハンドルがあるのだがラップの場合のハンドルは右腰の後ろあたりになる。 次にハンドルを右手で右腰後ろで支えた状態で左手を背中からまわしハンドルをつかむ。 左手がハンドルをつかめたら、右手はハンドルを放し脇を閉めた状態でライン(ロープ)を下側からつかむ。 この段階では右手は軽く支える程度にしロープのテンションは緩んではいけない。 当然、視線は進行方向に向けよう。
  2. 浜辺で練習2(ラップでジャンプ)
    ラップが完成したら常にロープのテンションが緩まないようジャンプし、360度回転してみよう。 ジャンプする際、脇を閉めたまま右手を左にひねりロープを下に押すようにすることと首を左にひねりやや後ろ側へ飛ぶことによりロープのテンションは常に張られているだろう。 浜辺で軸が狂うことなく回転ができてから次のステップへ進もう。
  3. スラーロームターンの前にラップ姿勢完成
    BS側のスラーロームで@−1の要領でラップ姿勢を完成させよう。 注意することはラップ姿勢を作るとき自分の滑走スピードがボートスピードより速くなりがちのためロープのテンションが緩んでしまい、ラップができたとしても急にロープのテンションが復活しラップ姿勢が不安定になってしまうことだ。
  4. 波へのアプローチ
    ラップ姿勢で波へアプローチしよう。はじめはエッジはあまりかけないほうがよい。
  5. Air後360
    ラップ姿勢でAirはちと難しいかも知れないが360をはじめるのはAir後ボードが波から離れる瞬間くらいがBetterだろう(要領は2の通り) 回転すると一瞬進行方向が見えなくなるので回転後すばやく進行方向を見極めること、そして体の回転軸を安定させることが何よりも着水を成功させるポイントだ。 そしてあとは何度も練習し回転に慣れることだ。