TRY WakeBoarding
第1章 Standing 第2章 WakeRide 第3章 WakeAir 第4章 GrabAir
第5章 180Trick 第6章 360Trick 第7章 BackRoll 第8章 Scarecrow
■第9章 Tantrum 第10章 FrontFlip 第11章 AirRaley 第12章 Mobius
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 第9章 Tantrum

第9章はウェイクボード3年目のメイン課題タントラム系の技
バックロール・スケアクロウが出来るなら案外スムーズにメイクできるぞっ
 さあ、みんな!梅雨が明け、また今年も暑い夏がやって来たぞ! みんなはスケアクロウもメイクしてまさに今がア・ツ・イ時だろう(そりゃLEOか)! じゃ、今年は調子に乗ってもうひとつインバートトリックにチャレンジしてみようか。 では君にとって第三のインバートトリック、おなじみ「Tantrum」が今回のターゲットだ! Tantrumはバックロール系のトリックやフロントロール系のトリックとは技の特性上、 大きく違うところがあるのは知っているかな? そう実は「Tantrum」はもうみんなも知っているように高飛びでいうと背面飛びなので常にバックサイド(ヒールサイド)しかないんだ。例えばバックロ−ルだとBSバックロールや FSバックロールってあるけどTantrumにはないでしょ! Tantramもそんなに難しいトリックではないのでこれもメイクするのは意外と早いかもよ???
Tantrum
(1200 POINT)
<Tantrum系のトリック紹介>
 今回は数あるTantrum系のバリエーションを少し紹介しておこう、つぼにはまった人は どんどんTantrum系のトリックを吸収していけるので今のうちにトリックを知っておこうネ。
トリック名 コメント 難易度
Tantrum 今回解説する基本系
Indy Tantrum Tantrum時にインディグラブ
Tantrum To Fakie Tanmtrum後オープン回しの180降り ★★
Tantrum To Blind Tanmtrum後ブラインド回しの180降り ★★★★
Bell Air no WakeでのTantrum ★★
Whirlybird Tantrumをして空中で360°回転 ★★★
Moby Dick Tantrumでブラインドバンドパス360 ★★★★
方法
解説
  1. ターン&エッジング
    バックサイドからのターンはウェイキからかなり離れたところで行い、アプローチはバックロールの ときとは違い、前足の方にもやや体重をかけてエッジングしよう。  前足に加重をかける場合、ロープのテンションがゆるくならないよう気を付けよう。
  2. ウェイキのヒット&リリース
    ウェイキに到達した時につい早く背面飛びをしてしまう人がいるがこれは間違い。 やはりどんなトリックでもウェイキに到達した後ウェイキのピークを超えてから回転を始めるようにしよう。 ただしTamtramの場合はプラスして以下のことをちょっと意識してもらいたい。
    <<■ ウェイキのヒット時>>
    ウェイキの半分くらいまで到達したらエッジングをやめボードをフラットに戻そう。 そしてここで横目でボートの船尾をみる気持ちで顔と胸をはり体を後ろ向きにするんだ。 ウェイキをヒットする時は体そしてボードがウェイキに対して平行になっていることが大切だ。 そうなっていれば必ず体は後ろ向きになっているだろう。
    <<■ウェイキのリリース時>>
    ウェイキのリリースはピーク超えてから・・・、これ絶対! で、リリースする時は、頭と胸をやや後ろにのけぞらすような形でそしてウェイキに体をゆだねるつもりでリリースしよう。 この状態でうまく体が浮き上がればしめたものだ! このトリックも最初は回転する際、視界から水面が消えてしまうため、ウェイキに体をゆだねるってことに少し抵抗を感じるかもしれないが、躊躇せずがんばって何度もトライしてみよう。
  3. 回転中のグリップ
    TantrumはBackRollやScarecrowと異なりウェイキにヒットする際に後ろ側の手を意図的にハンドルから放す必要がある。 手を放すタイミングそしてエッジを切り替えるタイミングをうまく合わせることによりきれいな回転になるだろう。 そして何より注意するこはロープのテンション。 片手での回転になるためしっかりテンションをキープすることが重要だ。 回転中は腕(肘)を伸ばし過ぎずちょっと曲げた状態をキープするといいよ(肘を痛めやすいトリックなので準備運動はしっかりてしおくこと)。
  4. ランディングポイントの見極め
     一瞬水面が消えてしまうためメイクするためにもう一つ気をつけることはランディングポイントを素早く見極めることだ。 馴れが肝心だが最初から最後までしっかりと目を開けておこう。
  5. 着水(ランディング)
    ちゃんとボードから着水できればチャンス! あとは重心を後ろ足にかけるようにし、ボードのノーズが水面にかからないよう最後までしっかりと踏ん張ることが大切だ。 片手でハンドルグリップ している分どうしてもノーズが沈みがちなため後ろ加重と最後の踏ん張りが成功する秘訣となるよ。
  6. Big Tantrumへのチャレンジ
    Tantrumはやり方によっては超Bigなトリックに変身する。 小さいTuntramとなってしまう理由はエッジを切り替えるタイミングがずれてたり、回転を始めるのが早かったりするためだ。 何度も言っているがウェイキに体をゆだねるつもりでジャンプすることと十分にためてジャンプするようにしよう。 安定したTanturmができだしたらBig TantrumそしてIndy Tantrum等にもどんどん チャレンジしていこう!!
    (by SHARK)

Team YAJYU.COM カリメロ君実演 Tantrum