TRY WakeBoarding
第1章 Standing 第2章 WakeRide 第3章 WakeAir 第4章 GrabAir
第5章 180Trick 第6章 360Trick 第7章 BackRoll 第8章 Scarecrow
第9章 Tantrum 第10章 FrontFlip 第11章 AirRaley 第12章 Mobius
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 第7章 Back Rall

第7章はウェイクボード2年目の最終課題バックロール系の技
いよいよインバートトリックの登場だっ、一気にウェイクが華やかに!
 180、そして360と横回転系の技のいくつかはできるようになっただろうか。 夏も終わりに近づき、バーベキューや海水浴を交えてのWakeBoredingはここまで。 人も少なくなるこれからが君にとっての本格的なWakeBoredingのスタートだ!! 2年目最後の技はWakeBoarderなら絶対チャレンジしたいであろう縦回転、すなわちインバートトリックのFirstStepであるBackRoll系だ。 まさに宙を舞うトリック!華麗で魅力的な技ができた君は今まで以上の興奮を覚えることだろう。 が、しかし、興奮することはかりではないことも決して忘れてはならない。 これから先チャレンジしていく技は当然高度なテクニックを要するものであり、やり方によっては危険な技となる。 一歩間違えば重大な事故となり2度とWakeどころか下手すれば日々の生活にも支障をきたす場合がある。 インバート系トリックに限ってではないが必ず十分な柔軟体操を行った上で練習に取り組んでほしい
BackRolltoRevert
(1100 POINT)

<バックロールのバリエーション>

 BackRoll系トリックはBSとFSでは難易度が違う。当然トリックポイントも異なる。
 FSがBSよりも50Pほど高いようだ。
  • BS BackRoll 1050P
  • BS BackRoll to Revert 1100P
  • BS HalfCabRoll 1100P
  • BS SwitchstanceRoll 1050P
  • BS AirRoll(no wake) 1075P
  • BS AirRolltoRevert 1125P
  • BS BackRolltoBlind 1300P
  • Blender 1075P
  • FS BackRoll 1100P
  • FS BackRoll to Revert 1150P
  • FS HalfCabRoll 1150P
  • FS SwitchstanceRoll 1125P
  • FS AirRoll(no wake) 1125P
  • FS AirRolltoRevert 1175P
  • FS BackRolltoBlind 1350P
説明図 方法
リリース瞬間の姿勢



@アゴを上に突出
(空を見上げる感じ)
A腰を進行方向に突出
(腰からアプローチ)
B足は伸ばす
(自力で飛ばない事)
C手は腰に引きつける
(下方向に押す感じ)
D背筋を伸ばす
(後方にもたれる感じ)
解説
  1. ターン&アプローチ
    最初は縦に回りきらねば…というような気持ちがあり、つい長いアプローチでスピードを出して回転力をつけたくたくなるところだが、実はショートターンのショートアプローチで十分だ(本当だぞ)。 あせらずゆっくりとターンしよう。
  2. エッジング
    ショートアプローチで回転するにはエッジングが重要なポイントなる。 ウェイキに接近するにつれエッジを立て、最後まで十分にエッジを効かせよう(アプローチが早すぎないように)。
  3. グリップ(ハンドル位置)
    自分の体に近いところ(腰のあたり)にハンドルをキープし脇をしっかり締めることが大切(図C)。 エッジングの際にハンドルが離れているとロープのテンションが弱くなり当然回転力が弱くなるので回りきれなくなってしまう、もしくは回転した際、回転軸がぶれてしまい正しく着水できなくなるのだ。
  4. 姿勢
    BackRollの回転は側転と同じ回転だが、しっかりと背筋を伸ばした状態でアプローチし立った姿勢でウェイキに進入、回転をするよう心がけよう。 背筋を伸ばした状態でのアプローチはウェイキを使ってスピードというエネルギーを浮力&回転力に還元する一番の近道なんだ。そして何より技自体に張りを持たせ大きくダイナミックに見えること間違いなしだ。
  5. ウェイキのリリース
    ウェイキをリリースする際の動作だが、回転方向に腰を突き出す(図A)と同時に首をひねるような形であごを上に突き出そう(図@)。 そうすることにより回転に勢いがつくようになる。 注意点はこの動作を早くしすぎないことだ。 まさにウェイキをリリースした直後が望ましい。
  6. 視線(着水ポイントの見極め)
    飛んでいるときはしっかりと常に目をあけておこう。 着水ポイントが見えていると見えていないとではメイク率は全然違ってくる。 着水ポイントを見極めることでいままでの練習によりおのずと体が軌道修正する習慣がついてきているはずだ。
  7. 着水(ランディング)
    着水と言えど実際は垂直に降りるのでなく進行方向に飛んでいるので向こう側にそのまま滑っていくような感覚で着水しよう。 まあ縦回転なので多少の衝撃はあるがうまくひざを使ってバランスよく衝撃を吸収することが大切だ。そして初めてメイクしたときは大きく体全体で喜びを表現しよう!!
  8. 反復練習
    インバートトリックは最初からできるものではない。 毎回言うようだが何度も何度も練習して確実なものにしてほしい。 またインバートトリックを始めるとそれまでできてた360をやらなくなったり、できなくなったりする人がいる。 君もそうならないように今まで培ってきた技も練習しておこう。

Team YAJYU.COM カリメロ君実演 BS BackRoll to Revert